緊急地震速報アラーム+の使い方をYouTubeの動画にまとめました。
緊急地震速報アラーム+を導入したいけど使い方がわからない、という方はぜひご覧ください。
おすすめのスターターセットを紹介します
緊急地震速報アラーム+を初めて導入される方へ、おすすめのセットを紹介します。
商品のリンクを張っておきますが、アフィリエイトリンクではありませんのでご安心ください。
- PC
[アマゾン認定の中古品] Dell Latitude 5285
※PCの設定については、こちらのページを参考にしてください。 - USBイーサネットアダプタ
BUFFALO 有線LANアダプター
※無線LANでネットワークに接続する場合は不要です。 - スマートライト
Philips社Hue スターターセット(フルカラー) - 電球用のソケット
E26 スイッチ付き電球ソケット
以上の4点と同じ構成を当方の自宅で問題なく使用しております。
※適宜LANケーブルやスイッチングハブ、ルーター等を使用してください。
IPアドレスを設定する際の注意点
緊急地震速報アラーム+で同時配信機能(TCP)やHue連携機能の設定画面にIPアドレスの
項目がありますが、指定のIPアドレスが変わるとアクセス出来なくなるため、ルーターの設定で
IPアドレスを固定してください。同時配信機能(TCP)を利用する場合はサーバー側の
IPアドレスを固定してください。なお、IPアドレスを固定する際には装置の
MACアドレスが必要です。
IPアドレスを固定する手順は次のとおりです。
- IPアドレスを参照する
- 同時配信機能(TCP)でサーバーのIPアドレス
サーバー側のPCで [Windowsキー]+Rを同時に押す→cmd→ipconfig→IPv4 アドレスをメモ - HueブリッジのIPアドレス
Hueアプリ→設定→わたしの Hue システム→Hue ブリッジ 右端の i→IPアドレスをメモ
- 同時配信機能(TCP)でサーバーのIPアドレス
- MACアドレスを参照する
サーバー側やHueブリッジと同じネットワーク上のPCで [Windowsキー]+Rを同時に押す→cmd→arp -a→1.で参照したIPアドレスに対応するMACアドレスをメモ - ルーターの設定画面でIPアドレスの固定設定を開き、1.と2.でメモしたIPアドレスとMACアドレスを指定して設定を反映させる
緊急地震速報アラーム+の専用PC向け設定集
Windows 11 ProのPCを緊急地震速報アラーム(+)の専用PCとする際にハマった所が
ありましたのでメモとして記しておきます。参考になりましたら幸いです。
なお、Windows 11 Homeを利用されている方はグループポリシーが設定できないため、
グループポリシーで設定する項目は対応するレジストリをWeb検索して設定してください。
- バックグラウンドでの動作を許可する
[Windowsキー]とRを同時に押す→gpedit.msc (グループポリシー エディタ)→コンピュータの構成→管理用テンプレート→Windowsコンポーネント→アプリのプライバシー→Windowsアプリのバックグラウンド実行を許可する→有効 - ディスプレイに通知画面を即表示させる
- スタートボタン→設定→アカウント→サインイン オプション→追加の設定→しばらく操作しなかった場合に、もう一度 Windows へのサインインを求めるタイミング→常にオフ
- [Windowsキー]とRを同時に押す→gpedit.msc (グループポリシー エディタ)→コンピュータの構成→管理用テンプレート→コントロールパネル→個人用設定→ロック画面を表示しない→有効
- スタートボタン→設定→個人用設定→ロック画面→スクリーン セーバーの設定→スクリーン セーバー→なし
- ネットワーク接続を維持する
- (検索バーにcontrolと入力→コントロールパネル→電源オプション または スタートボタン→設定→システム→電源とスリープ→電源の追加設定)→プラン設定の変更→詳細な電源設定の変更→PCI Express(がある場合)→リンク状態の電源管理→電源に接続: オフ
- USBにネットワークアダプタが接続されている場合: 上記の詳細な電源設定の変更からUSB設定→USB のセレクティブサスペンドの設定→電源に接続: 無効 とし、スタートボタンを右クリック→デバイス マネージャー→ユニバーサル シリアル バス コントローラー→(ルートハブとコントローラーのそれぞれに対して)→プロパティ→電源の管理→電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする→チェックを外す
- スタートボタンを右クリック→デバイス マネージャー→ネットワーク アダプター→対象のネットワーク アダプタを右クリック→プロパティ→電源の管理→電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする→チェックを外す
- モダンスタンバイを無効にする
[Windowsキー]とRを同時に押す→regedit→次のキーを作成
キー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PlatformAoAcOverride
種類: DWORD
値: 0 - L10SやSNPを起動させておく場合: ストレージの電源を維持する
(検索バーにcontrolと入力→コントロールパネル→電源オプション または スタートボタン→設定→システム→電源とスリープ→電源の追加設定)→プラン設定の変更→詳細な電源設定の変更→ハード ディスク→次の時間が経過後ハード ディスクの電源を切る→電源に接続: なし
また、グループポリシーやレジストリを変更した後はPCを再起動して変更を反映させてください。
おすすめソフト: SendKeys.exe
緊急地震速報アラーム(+)のコマンド実行機能でアプリケーションにキーを
送信したいとき、SendKeys.exeがおすすめです。
使用例:
・WordやExcelのファイルを保存する
SendKeys.exe /all “- Word” “[Ctrl]s”
SendKeys.exe /all “- Excel” “[Ctrl]s”
・OBSの録画を開始する
SendKeys.exe “OBS ” “[F1]”
移転しました
サイトを移転しました。
旧: http://wsparkle.s1008.xrea.com/
新: https://www.w-sparkle.com/
これからもよろしくお願いいたします。
Philips社のスマートライトHueの制御機能を実装
緊急地震速報アラーム+(XP向けを除く)にPhilips社のスマートライトHueを制御する機能を
実装しました。音声と連動して光ります。
グループを制御対象としますので、複数のライトを同時に制御できます。
なお、緊急地震速報アラーム+からHueを制御するには、Hueブリッジが必要です。
デモ動画はこちら。
L10SとSNPから取得可能な情報
緊急地震速報アラーム+では、L10SとSNPから同時に情報を取得し通知することが可能です。
L10SとSNPから取得可能な情報の種類を記しておきます。
- L10S
推定震度、猶予時間、震央、深さ、マグニチュード、最大震度、エリア - SNP
推定震度、猶予時間、深さ、マグニチュード
なお、音声通知では詳細情報(震央、深さ、マグニチュード、最大震度、エリア)はL10Sから
取得し、SNPの推定震度と猶予時間を優先して通知します。
緊急地震速報アラームがテレビに映りました
2022年3月11日にフジテレビ系で放送された「わ・す・れ・な・い」にて
東日本大震災でThe Last 10-Secondと緊急地震速報アラームが通知して揺れが
到達するまでを撮影された方のYouTube動画が放映されました。
(放送では38分25秒あたりから、TVerでは25分過ぎとのことです)
放映されたYouTube動画はこちらと思われます。(TOM Suzuさんの動画、YouTube)
常時稼働PCのシステム要件
当方では、緊急地震速報アラーム+をノートPCで常時稼働させております。
常時稼働させているPCのスペックを記しておきます。
・CPU
Intel Atom Z540 1.86GHz
・メモリ
DDR2 SDRAM 2GB
・ストレージ
SSD 64GB
※仮想メモリは設定していません
※The Last 10-Second、SignalNow Professionalは起動させていません(別PCで起動しています)
※サウンドファイルは既定のものを設定しています
緊急地震速報アラーム、緊急地震速報アラーム+ 専用PCとし、サウンドファイルは既定のものを
設定するのであれば、上記のスペックと同等以上のシステムで常時稼働できると考えます。
※上記のスペック以上で動作を保証するものではありません。スペックにはある程度の余裕をみてPCを選定してください。