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常時稼働PCのシステム要件

当方では、緊急地震速報アラーム+をノートPCで常時稼働させております。
常時稼働させているPCのスペックを記しておきます。

・CPU
 Intel Atom Z540 1.86GHz
・メモリ
 DDR2 SDRAM 2GB
・ストレージ
 SSD 64GB
※仮想メモリは設定していません
※The Last 10-Second、SignalNow Professionalは起動させていません(別PCで起動しています)
※サウンドファイルは既定のものを設定しています

緊急地震速報アラーム、緊急地震速報アラーム+ 専用PCとし、サウンドファイルは既定のものを
設定するのであれば、上記のスペックと同等以上のシステムで常時稼働できると考えます。

※上記のスペック以上で動作を保証するものではありません。スペックにはある程度の余裕をみてPCを選定してください。

配信ソフトでの配信用設定

緊急地震速報アラーム+に、配信ソフトでの配信を念頭に置いた設定を追加しましたので、
配信ソフトにOBSを使用する場合の設定について記しておきます。
なお、検証時のOBSのバージョンは27.1.3 (64bit)です。

  • 音声通知の設定
    DirectSoundを利用する場合は出力先をプライマリサウンドドライバーに設定
  • 画面通知の設定
    最初に表示される通知画面をキャプチャします。
    アラームの音声通知を利用する場合は「最初の通知画面を音声に一致させる」にチェック
    非速報受信時は通知画面を配信画面に入れたくない場合:
     OBSのウィンドウキャプチャで方法をBitBltに設定
     ただし高DPI環境でキャプチャする場合はサイズが小さくなり画質が落ちるようです。
    非速報受信時でも通知画面を配信画面に入れてもよい場合:
     OBSのウィンドウキャプチャで方法をWindows 10に設定
     アラームの「最初の通知画面を自動でクローズしない」にチェック
     ただし通知画面を一旦閉じると速報を受信しても再び配信画面には表示されないようです。
     →OBS バージョン27.2.3にて再び配信画面に表示されることを確認しました。

メール送信機能のSSL対応状況

緊急地震速報アラーム、緊急地震速報アラーム+にはメール送信機能がありますが、
SSL通信への対応状況が異なりますので記しておきます。

  • 緊急地震速報アラーム
    SSL通信・・・非対応
  • 緊急地震速報アラーム+
    SSL通信・・・対応

また、Gmailのメールアドレスからは、セキュリティが厳しいため緊急地震速報アラーム+でも
メールを送信できません。ご了承ください。

同時配信機能の使い分け

緊急地震速報アラーム+には、2種類の同時配信機能があり、併用が可能ですが、
それぞれの使い分けについて記しておきます。

  • UDPマルチキャストによる同時配信
    ルータを越えない範囲で、投げっぱなしの同時配信
    TCPに比べて速く配信を完了しますが、無線LANなどパケットロスする環境には不向きです
    クローズドなローカルネットワークにおすすめです
  • TCPユニキャストによる同時配信
    「1対1で接続を確立して配信」を繰り返す
    UDPに比べて配信に時間がかかりますが、確実な配信ができます
    無線LAN環境やパブリックなネットワークにおすすめです

また、UDPマルチキャストについては、緊急地震速報アラームと緊急地震速報アラーム+の間でも
配信が可能です。

おすすめの音声出力環境

緊急地震速報アラーム用のスピーカーを用意する方法で、
おすすめの音声出力環境(と構築法)を記しておきます。

・用意するもの
USBオーディオインターフェース
アクティブスピーカー
(上記一体型でも可)

・設定
DirectSoundを利用するにチェック
出力先にUSBオーディオインターフェースを指定

・構築手順
1. アクティブスピーカーとUSBオーディオインターフェースを接続し、USBオーディオインターフェースをPCに接続する
2. 緊急地震速報アラーム(+)で上記の設定を行う
3. L10Sで訓練をしながらアクティブスピーカーの音量を上げていく

移転しました

サイトを移転し、ソフトウェアの公開を再開しました。

旧: http://www.w-sparkle.com/
新: http://wsparkle.s1008.xrea.com/

これからもよろしくお願いいたします。